第57回 通常総会

5月9日(火)、ホテルニューオータニイン札幌にて「第57回通常総会」を行いました。

 提案いたしました、第1号議案から第5号議案までについて、総会員数66社のうち、会場に来ていただいた54社全ての会員の方から、全項目で賛成の御判断をいただきました。よって、過半数を超えておりますので、全ての議案について承認されましたことをご報告いたします。

  第5号議案「役員改選」により、新会長に㈱エル技術コンサルタント深見実男社長が第6代会長に選出され、新たな役員とともに新体制がスタートとなりました。

 通常総会に続いて、3年ぶりとなる「懇親会」を行いました。

 来賓として札幌市から天野建設局長、竹本維持担当部長、西村管理測量課長、友誼団体から渡辺(一社)北海道測量設計業協会会長、札樽地区測量設計協会会長、平岡道央測量協会会長にご出席いただきました。

 新会長挨拶で深見会長は、「測友会を顧みれば、昭和42年3月に32社で設立以来 、56年を迎えようとしております。会員数も、ピーク時である平成4年度の147社から、建設予算の減少や測量会社の廃業から、現在は66社、半減以下の状態に大きく落ち込んでおりますが、私達はこの伝統ある測友会を守り、次世代に引き継いでいく所存であります。

 さて、札幌市の測量業務発注額について私どもが調べたデータでは、最高が平成7年度の37億円余でした。これに対し近年は、約10億円前後で、ここ数年間このような形で推移しております。しかし、今年度は札幌市の建設事業費は、大幅な増額となり、測量委託費も当初予算で前年比103.8%と発表されました。今年度にかける会員の期待は大きいものがあります。

 誰もが予想していなかった、コロナ禍で開催ができませんでした懇親会ですが、限りある時間ですが、皆様にはゆっくりとご歓談していただきたいと思います。」と挨拶しました。

 引き続き、天野建設局長から、「測友会の皆様には、日頃から、札幌市の街づくりに貢献していただいております。特に、社会貢献事業として、基準点等の維持管理には積極的に対応をしていただき、行政が手薄な部分をカバーしていただいていることに、お礼を申し上げます。更に、札幌市建設局の『さっぱろ建設産業 活性化プラン』での策定にあたっては、会議での貴重な意見、そしてアンケート調査等で協力をいただいてることに感謝申し上げます。」とのお祝い言葉をいただきました。

 締めの挨拶では、(一社)北海道測量設計業協会渡辺会長より、「歴史ある札幌市測友会には全道の測量業のリーディングカンパニーとして、業界を引っ張って欲しい。」とのお言葉をいただき、乾杯の音頭で閉会となりました。

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